90代の祖母は、老人ホームに入るまで一人で暮らしていました。徐々に体の可動範囲が狭くなり、認知も進んできて、家の中の片付けができなくなっていきました。周りに人が触ると嫌がるため、祖母の自由にしていたこともあり、入居時はかなり家の中が荒れていました。
入居してからもしばらくの間は手付かずのままでした。しかし、親戚が集まったときに、祖母が済んでいた家を処分しようという話になり、やっと祖母の荷物や家具などの処分を考えるようになりました。一人ではできないため、来れる人がしようということで、私がメインとなって片づけを行いました。
可燃ごみで出せるものは、こまめに捨てていきました。ブランドのバッグ類も数点出てきたので、これらは買い取り業者に持ち込みました。期待していたのですが、ほとんどのものは金額が付かず、そのまま持って帰ってきました。ブランド物ですが、デザインがいまいちだったり、シミがあったりで、捨てることにしました。エアコンはまだきれいだったので、業者に依頼して取り外してもらい、自宅に移動させて取り付けてもらいました。
片付け最終日にトラックで回収に来てもらいました。費用は掛かりましたが、まとめて出せることや、分別する手間がないことはメリットでした。家の中から運び出すときにも手伝ってもらえるので、立ち合いが女性だけでも問題なかったです。予算よりも3,000円アップしましたが、その日のうちにすべて回収してもらえたので助かりました。